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売上が良い時ほど「投資」をすることが大切



売上が良い時に何に使うか?は重要


経営者からしたら当たり前の話かもしれませんが、売上が良い時ほど「投資」がしっかりと出来る経営者は本当に優秀だなと感じます。

そういう経営者ほど従業員のことをしっかりと見ていますし、従業員からも慕われている経営者が多いです。

会社を経営していているとどうしても売上が良い時ほど自分のお金として使いたくなりますよね。

「投資が大事!」と言われるけど、何年やるんだろ。。

と思ってしまうこともあると思います。

私自身、コンサルタントとして独立して数ヶ月で800-900万円ほど投資してきました。

コンサルタントの方って無形商材と言われるように、「商品」はありません。

自分自身が商品なため、固定費が掛からないんですね。

そのため、正直何もなくても紹介さえもらえれば利益率100%になります。

しかし未熟な独立したての人間から仕事の紹介や問い合わせなんてありません。

だからこそ私は先行投資として色々なものにお金を使ってきました。

この意識が経営者であれば当たり前だと思っています。

コンサルの契約がいただける度に自己投資は必要だと思っています。

投資すべきことについて


1.人財への投資



① 採用活動
今まで採用活動に力が入ってなかった企業様は採用活動にお金と時間を掛けていくことが大切です。
indeedやリクルートなど有名な媒体に登録はしてるけど、新卒採用していない場合はそこにも今後はリソースを割いていくことも大切ですよね。
SNSを使って集客してない企業様はもっとSNSを使って採用活動をしていくのも1つです。

② 社員教育
社員教育は教育の仕組み作りをしていくことが求められます。
例えば新卒が入ってきても教育マニュアルが全くない場合は店長のさじ加減によって研修がなされるため店長によって良し悪しがかなり変わってきます。
「A店長は良いけど、B店長は感覚で教えてくるよね」とかになってきます。
それではせっかく新人研修を行ったとしても全く効果がありません。

③ コンサルタントに任せる
業績が良い時って「コンサルに任せる?そんな必要はない」と言われそうですが、業績が良い時だからこそもっと業績を良くするため、企業の改善点を見つけてもらうという姿勢なんです。
私の前職では、毎年増収増益という素晴らしい企業に勤めていたんですが、それでもコンサルタントに4年ほどお世話になりました。
「良いからこそ、もっと良くしたい。」
社長の想いからコンサルタントを雇って色々なサービス案を出したり接客を見直したりする機会になれました。

「人」への投資をしっかりすることでその人がどんどんお金を生み出してくれるんです。

店舗ビジネスは売上の上限がないサービスのため、社員が成長すればするほど売上、利益はどんどん伸びていきます。

だからこそ社員に投資し、その後にしっかりと回収できる環境を作ることが社長の役割になります。

2.商品開発(新サービス)に投資



今まで扱ってこなかったサービスを作っていくことです。

商品を作っている企業様はここを話す必要なないと思いますが、商品ではなくサービスとして扱っている企業様は必要になる内容だと思います。

例えば携帯ショップであれば「初期設定の手数料」が挙げられます。

携帯ショップで初期設定でお金って取れなかったんです。

2021年4月から全国でスタートし、前職では日本一の売上を作ることが出来ました。

また、携帯の画面に貼るガラスフィルム。



これも永年無料でサービスを4年ほど前にリリースしました。

どんどん真似され、キャリアからも真似されるようになりました。

こういう新サービスも「商品開発」と同じことです。

今まで取り扱ってこなかったサービスに時間とお金を掛けるということです。

もちろんすぐに上手くいくこともあれば、ミスをしてPDCAを回し続けてやっと成功するパターンもあります。

そういうことにリソースを割いていく必要もあると思います。

3.業務効率化(改善)に投資



業務効率化は社員全員が求めることですよね。

中小企業でまだ経験が浅い場合だと今の業務の生産性が正しいのかどうなのかさえ分かりませんよね。

ですが、「もっとこういう風に出来ないかな。。」

そんな風にみんなが思っているのであれば業務改善はしていくべきです。

AIやRPAがどんどん進んでいる時代ですよね。

前職の時も経理作業にはRPAを導入していましたが、店舗側には導入しませんでした。

理由は、 理由は、 RPAがある程度やれることを私がやれるからです。

私は店舗売上アップの店舗ビジネスコンサルタントとして独立したんですが、実は業務改善も得意なんです。

Excelやスプレッドシートの数式作りや表作成、企業全体のマニュアル作りなど効率がどんどん良くなるようなやり方を前職ではずっとやっていたのでRPAの仕事では私の仕事は補うことが出来なかったんです(笑

ちょっと自慢みたいになっちゃいましたが(笑

業務効率化って目の前のお金は増えないため、一見無駄に見えそうですが、生産性が上がると1人あたりの売上も一気に上がります。

しかも、従業員のストレスが軽減されることによって人間が一日に使えるウィルパワーも余りますよね。
「最近、疲れがたまって前より集中できなくなってしまった」 「なんとなく頭がぼーっとして仕事に身が入らない」 そう感じている方はいませんか? 集中力の維持には、思考や感情をコントロールする力・ウィルパワーが大きく関係しています。今回は、ウィルパワーをコントロールして集中力を維持する方法をご紹介します。 ウィルパワーとは? ウィルパワーには下記の特徴があります。 ・総量があり、集中力を使うと消耗する ・仕事やプライベートなどの行動の種類にかかわらず、ウィルパワーの出所はひとつしかない つまり、仕事で集中力を使いすぎると趣味や家事に集中できなくなりますし、逆もまた同様のことが言えるのです。 ウィルパ&

集中力が1日中キープ出来れば売上は上がります。

経営者はここに気付き、しっかりとメスを入れることが重要です。

前職の時、実績表を私が担当していたのですが、どの企業でも取り入れていない「完全自動計算表」を独自で作って導入したところ、残業が毎月数百時間減ったという事例や、それによりストレスが軽減されたり、売上が一目で見れるようになって4億の利益を作り出すことが出来たりしました。

どの携帯ショップでも取り入れてないものを日本中の私だけが作ったという自負もあります。

これも目には見えません。

しかし、店長1人1人が売上表を1時間見ていたらどうでしょうか?

分析にも時間が掛かって効率悪いですよね?

なのでそれを全員が同じ目線で見れるように改善したということです。

これ、簡単に言ってますが革命的なもので、キャリアの本部の人もビックリしていました。

4.多店舗展開に投資



多店舗展開することに投資をすることです。

「そんなん当たり前や!」

そんな声が聞こえてきそうですね。

はい、当たり前のことになりますが多店舗展開を見据えて経営していくことです。

会社の未来のためにも店舗を多くすることが店長も作れて給料が上がり、雇用もどんどん増やすことが出来ますよね。

目的は多店舗ではなく、経営理念であり、社員の幸せです。

この目的だけはブラしてはいけません。

多店舗展開と言っても実際にするのは難しいですよね。

その時の基準としては「お客様が溢れいていること」

これは1つの基準として良いと考えています。

今の店舗でまだまだリソースがあるなら今のお店の改善をしていくべきですが、そろそろお客様を受け入れするのが難しくなったタイミングが多店舗展開の理想と言えます。

1店舗で自分が稼働しながら動いている場合はもっと注意になりますが、新店舗は「オーナーの売上は0」ということを頭に入れておかないと1店舗目と同じ売上が上がると思っていたら大間違いということです。

1店舗目でオーナーが働いていない場合は別です。

働いている場合は働いているから売上が上がっていることを忘れてはいけません。

ダメな経営者は利己的な考え


ダメな経営者は業績が良くなったらすぐに良い車を買ったり、キャバクラに通ったり、自分の役員報酬を上げたりと全体的に社員が喜ばないようなことをやっています。
 

これは現実であり、私利私欲のためにお金を使っている人がいます。

こういう経営者は本当に好かれませんよね。

お金持ちではなく、小金持ちの経営者がよくやることです。

自分のために使うのは基本的に最後だと思ってください。

5年、10年、自分が描く未来が達成できた時に「社長、もういいですよ」

そんな風に言われたらどんどん自由なことをして良いと思っています。


悪くなってからの投資は選択肢が限られる


業績が良い時にサボったり現状維持を望んだりすると急に業績が悪くなったりします。

この時になって「なんとかしなければいけない」

となってもお金もあまりないので投資の選択肢が非常に少ないです。

そして「利益が出ている時にもっとこうしておけば。。」と後悔をします

業績が悪くなってからやる投資は「博打」のようなものです。

ミスが出来ない状態の投資だからです。

しかも、こういう時って焦っているため良いアイディアもなかなか出ずに「効果あるならやろう」くらいの感じでやってしまう時だってあります。

私が独立したての時の話



私が独立したての時、某携帯ショップ代理店の社長へ挨拶に行きました。

もちろん、コンサルティングの契約をさせていただくためです。

ここの携帯ショップ代理店は既に業績が非常に悪く、末期状態でした。

今、やらなければ徹底をさざるを得ないほどの業績が悪い状態です。

それにも関わらず従業員はあまり焦っている様子もないと社長は仰る。

業績が悪く、次の手がなくなってくると誰しも「感情」で社員を動かそうとしてしまいます。

私も店長時代、感情マネジメントで部下を泣かせてしまうことが多かったです。

感情で社員を動かしても人は言うことは聞きません。

特に今まで言われなかったのに急に言われたら余計にです。

会社の愚痴、周りの社員の愚痴などマイナス発言のオンパレード。


私も前職で会社のNo.4であり部長をやっていたため店舗ビジネスのノウハウや今までの業績低迷店舗を立ち上げてきた経験もあったため、一生懸命話をしました。

この時に言われた一言が印象的で、

「もっと早く会いたかった」

この一言が非常に重くのしかかりました。

「今ならまだ間に合いますよ!」と言ったものの、最終的に

「事業撤退します」

まさに仰天でした。

私は店舗ビジネスで悩んでいる企業を助けたい という想いで独立を決意したんです。

しかし、助けられないとなると独立した意味がないんです。

この時は呆然としてしまい、抜け殻状態でした。

私としても、「絶対お手伝いできる」と思って意気込んでいたので仕事もないので焦りまで出てきてしまいました。

だからこそ調子が良い時にしっかりと投資しておくこと、もしくは少し調子が悪くなったタイミングでは投資することを頭に入れることが何より大切です。

最後になりますが、私も仕事がなくなったタイミングでかなり焦ってしまい

色々な会社から提案されて契約してしまい、数百万円も掛けて手を出したのに結果が出ずに「死のうかな」くらい考えたこともあります。

今思うと、上手くいってない時ほど原点に返り、やるべきことをやること。

そして、まずは冷静になることが大切だと感じました。
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売上アップには「売れる販売員を1人作ること」がとても重要です。 私が前職で働いていた携帯ショップ代理店では、「必ず店舗に1人は売れる人」がいました。 機種変更でご来店されたら機種変更だけで返さず、ご家族のスマホの提案やお子様の提案、 固定電話、インターネット、でんき、タブレット、アクセサリーなど全て提案していきます。
売上を伸ばす前にまずは何が必要でしょうか? それは「現在値」の正確な把握が必要です。 現在地が分からない状態で目指している売上を伸ばすことは不可能に近いです。現在地の把握をしてから売上アップに繋げていきます。現在値の把握はリサーチです。売れていない商品、売れている商品のリサーチをします。
今みなさんが取り扱っている商品はどのくらいございますか? 商品数が多ければ多いほどお客様が欲しいと思う確率が上がるので購入に繋がると思っていますか? 一見、種類が多いのは顧客にとってよさそうに感じます。 しかし実は、、、逆効果なのです。 種類が多いと「試食」は増えますが「購入率」は低いという結果が出ています。

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